2017年9月8日
・昨日のNY株は週間新規失業保険申請件数が2015年4月15日以来の高水準まで増加したことやハリケーン「イルマ」が週末にフロリダ州に上陸する見通しで損害保険金支払い増の懸念からトラベラーズなど保険株が売られたこと、フィッシャー副議長が10月に辞任することで「年内あと1回の利上げの可能性は少なくなった」との見方が広がり銀行セクターの売りでダウは朝方は何度かプラスになった以外はマイナス圏での推移となり$22安で引けました。
またナスは前日終値を挟んだ小動きが続き、0.07%高となりました。
・本日の日経は前日終値19,396.52よりも98.56円安い19,297.96で寄り付き、すぐにリバとなって19,357まで上げた後は前場は19,295-345での小動きが続きました。
後場になると一段下げて19,294まで下落した後は19,300近辺でこう着していましたが、14時にドル円が急落して108円を割り込んだため日経も下げ出して14時半には19,239まで下落し、その後は小幅戻して19,274.82（-121.70）で引けました。
ドル円は週末9/9（土）に北朝鮮建国記念日にICBMなどを発射する可能性もあることからリスク回避の円買いの流れとなり、9時半から下げ出して9：40に108.13まで下落し、その後は108円の攻防の動きが続いていましたが、14時から再び下げ出して108円を割り込むとストップを巻き込んで107.63まで急落し、107.75で15時となりました。
日経先物
19,240で寄り付き、8:55から急落して9：00には19,130まで下落しました。
しかしすぐに反転して19,200まで上昇しましたが、9：35から再び下げ出して9：35には19,150まで下落し、その後は19,140-200で上下していました。
14：00からドル円が急落して108円を割り込むと再度下げ出して14：30には19,080まで下落し、そこからは小幅リバって19,140（-110）▼0.57％で引けました。
現物は19,274.82（-121.70）▼0.63％でした。
☆SQ値は19278.13でした。
左：日経先物－5分足 右：日経先物－日足
マザーズ
前日終値1,014.88よりも3.42ポイント安い1,011.46で寄り付き、9：35に1,022まで上昇した後は小幅高の1,016近辺でこう着が続きました。
後場になるとジリ下げとなってマイテンして12：55には1,009まで下落し、その後は1,008-15での上下となり、1,013.86（-1.02）▼0.10％で引けました。
左：マザーズ－5分足 右：マザーズ－日足
ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日のドル円は欧州時間序盤は東京時間の地合いを引き継いでジリ下げが続き16：00の109.07から20：20には108.82まで下落しました。
20：45発表のECB政策金利は予想通り0.00%で据え置きで21：30からのドラギECB総裁会見後にユーロ買いの流れとなったためドルが売られて22：00には108.63まで下落しました。
そこからは戻して22：20には108.96まで上昇しましたが、NY市場が始まると米10年債利回りが急低下して2016年11月10日以来の水準まで大幅に低下していくと共にドル円も急速な下げとなって00：20には108.03まで急落しました。
その後はリバって03：50に108.70まで上昇しましたが、再び売られて108.48でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると108.25-45で上下していましたが、9：30から下げ出して9：40に108.13まで下落しました。
そこからはリバって10：40には108.48まで上昇しましたが、11：10から再び下げ出して11：50には108.04まで下落しました。
その後は108.05-25で揉み合っていましたが、14：00から再度下げ出して108円を割り込むとストップを巻き込んで107.63まで急落し、そこからは107.65-80での揉み合いとなって107.75で15時となりました。
左：ドル円－5分足 右：ドル円－1時間足
左：ドル円－日足
日本国債（チャートは15：00時点）
前場は小動きでしたが、午後になると上昇が続き151.52で15時となりました。
左：日本国債先物－5分足 右：日本国債先物－日足
上海総合指数
前日終値3,365.50よりも1.07ポイント安い3,364.43で寄り付き、プラス圏で推移していましたが、後場半ばからマイテンして0.4%まで下落し、その後は戻して、3,365.24（-0.25）▼0.01％で引けました。
左：上海総合指数－1分足 右：上海総合指数－日足
昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 21,784.78(-22.86)
ＮＡＳＤＡＱ 6,397.87(+4.55)
・昨日のNY株は週間新規失業保険申請件数が2015年4月15日以来の高水準まで増加したことやハリケーン「イルマ」が週末にフロリダ州に上陸する見通しで損害保険金支払い増の懸念からトラベラーズなど保険株が売られたこと、フィッシャー副議長が10月に辞任することで「年内あと1回の利上げの可能性は少なくなった」との見方が広がり銀行セクターの売りでダウは朝方は何度かプラスになった以外はマイナス圏での推移となり$22安で引けました。
またナスは前日終値を挟んだ小動きが続き、0.07%高となりました。
左：DOW－日足 右：NASDAQ－日足
