昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年8月4日)

NY DOW    22,026.10(+9.86)
NASDAQ     6,340.34(-22.30)
CME(円建)  19,955
日経先物(夜間) 19,950

・昨日のダウは良好な企業決算が前日に乗せた$22,000台を支えて終日小幅高水準での小動きが続いて$9高となり、7日連続の史上最高地更新となりました。
一方ナスは売りに押されて終日小幅安水準での小動きとなって0.35%安で引けました。
・昨日のドル円は欧州時間序盤は110.60-70で小動きでしたが、20:00のBOE政策金利発表後にポンドが急落したことと米10年債利回りが低下したため下げ出して21:30には110.25まで下落し、23:00のISM非製造業指数が予想を下回る結果だったことで再び売られて23:20には110円を割り込んで109.94まで下落しました。
その後は110.00-20での小動きが続いていましたが、04:30にウォール・ストリート・ジャーナルが「モラー特別検察官はロシア問題調査で大陪審を設置する」との報道で再度売り込まれて04:40には109.84まで下落し、110.01でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り760万株、買い820万株 差引き60万株の買い越し。
金額ベース(5社)は21億円程度の売り越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り越し。
売り:紙・パ、鉄鋼、電機、精密、その他製品、銀行、証券など
買い:建設、石油、サービスなど
売り買い交錯:薬品、機械など
との観測。