昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年7月6日)

NY DOW    21,478.17(-1.10)
NASDAQ     6,150.86(+40.80)
CME(円建)  20,070
日経先物(夜間) 20,070

・昨日のダウは朝方は6月のOPEC原油輸出量が前月から増加したとの報道で約$2近い大幅下落したためエネルギーセクターが売られて下落しましたが、その後は戻して一昨日終値近辺での小動きとなり、FOMC議事要旨の発表にも大きな反応はなく$1.1安で引けました。
またナスは朝方は小幅安まで売られましたが、自動運転車の開発でエヌビディアと中国の百度(バイドゥ)の提携が発表されたことや世界の半導体売上高が好調との報道でハイテク株が買われたため急速に上昇してからは堅調な展開が続き、0.67%高となりました。
・昨日のドル円は東京時間から続いていた上昇基調が欧州時間序盤も引き継いで16:00の113.23から19:10には113.68まで上昇し、113.50-65で小動きとなりました。
しかしNYダウが始まると軟調に推移したことや5月米製造業新規受注が予想を下回ったことで急速な下げとなって22:30の113.61から23:10には113.07まで下落しました。
その後、113.25近辺でこう着が続き、03:00のFOMC議事要旨発表直後に112.96-113.46で振った後03:40に113.52まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて04:20には113.13まで下落し、113.25でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り700万株、買い1,450万株 差引き750万株の買い越し。
金額ベース(5社)は115億円の買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り買い均衡。
売り:食品、薬品、精密、小売、銀行、通信など
買い:化学、電機、自動車、商社、サービスなど
売り買い交錯:機械など
との観測。