東京市場ザラバ~3週間ぶりの終値2万円割れ~(2017年7月6日)

 

2017年7月6日

・昨日のダウは朝方は6月のOPEC原油輸出量が前月から増加したとの報道で約$2近い大幅下落したためエネルギーセクターが売られて下落しましたが、その後は戻して一昨日終値近辺での小動きとなり、FOMC議事要旨の発表にも大きな反応はなく$1.1安で引けました。
またナスは朝方は小幅安まで売られましたが、自動運転車の開発でエヌビディアと中国の百度(バイドゥ)の提携が発表されたことや世界の半導体売上高が好調との報道でハイテク株が買われたため急速に上昇してからは堅調な展開が続き、0.67%高となりました。

・本日の日経は前日終値20,081.63よりも19.95円安い20,061.68で寄り付き、しばらく小幅安水準の20,050近辺で小動きでしたが、10時前から下げ出して20,000を割り込み19,985まで下落しました。
そこからは戻して20,000-50での小動きが前引けまで続き、後場に入ると一段安となって19,947まで下落しました。
その後は19,960-20,010での小動きがひたすら続いて、19,994.06(-87.57)で引けて6/16以来の終値で2万円割れとなりました。

 

 

日経先物
20,060で寄り付き、直後からジリジリと下げて9:20には20,010まで下落し、20,020-50で揉み合いとなりました。
9:55から再び下げ出して19,960まで下落し、そこからは小幅戻して20,010-40での小動きが続いていましたが、11:35からこれといった材料がないなか再度ジリ下げとなって12:55には19,930まで下落しました。
その後は19,960近辺でのこう着し、14:15からは19,940-990で上下して19,970(-100)▼0.50%で引けました。
現物は19,994.06(-87.57)▼0.44%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,157.90よりも3.49ポイント高い1,161.39で寄り付き、前日終値近辺で揉み合った後、9:35から下げ出して10:05には1,147まで下落しました。
その後は小幅安水準の1,147-54での小動きがひたすら続いて、1,152.70(-5.20)▼0.45%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は東京時間から続いていた上昇基調が欧州時間序盤も引き継いで16:00の113.23から19:10には113.68まで上昇し、113.50-65で小動きとなりました。
しかしNYダウが始まると軟調に推移したことや5月米製造業新規受注が予想を下回ったことで急速な下げとなって22:30の113.61から23:10には113.07まで下落しました。
その後、113.25近辺でこう着が続き、03:00のFOMC議事要旨発表直後に112.96-113.46で振った後03:40に113.52まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて04:20には113.13まで下落し、113.25でNYクローズとなりました。
・東京時間に入るとジリ下げとなって7:20に113.02まで下落した後は反転して9:10には113.30まで上昇しました。
しかしそこからは急速に押し戻されて10:00には112.96まで下落し、その後も売りが続いて12:50には112.87まで下落しました。
その後は113.00を挟んだ揉み合いが続いていましたが、14:10から上げ出して14:20には113.10まで上昇し、113.11で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,207.13よりも3.27ポイント安い3,203.86で寄り付き、前場は前日終値近辺で小動きでしたが、後場に入った直後に急落してマイナス0.6%まで下落しました。
しかしそこからはジリ上げとなってプラテンし、3,212.44(+5.31)△0.17%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    21,478.17(-1.10)
NASDAQ     6,150.86(+40.80)
・昨日のダウは朝方は6月のOPEC原油輸出量が前月から増加したとの報道で約$2近い大幅下落したためエネルギーセクターが売られて下落しましたが、その後は戻して一昨日終値近辺での小動きとなり、FOMC議事要旨の発表にも大きな反応はなく$1.1安で引けました。
またナスは朝方は小幅安まで売られましたが、自動運転車の開発でエヌビディアと中国の百度(バイドゥ)の提携が発表されたことや世界の半導体売上高が好調との報道でハイテク株が買われたため急速に上昇してからは堅調な展開が続き、0.67%高となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足