東京市場ザラバ~週またぎで小動き~(2017年6月26日)

 

2017年6月26日

・先週金曜日のNY株はFRBの年内利上げは見送られるとの見方から10年債利回りが下落して金融セクターが売られましたが、6/22に公表された大手銀行持ち株会社へのストレステストで全34社が深刻な景気後退に陥った状況でも自己資本比率の基準を満たす結果だったため持ち直し、また原油価格が下げ止まりの動きだったためエネルギーセクターも買われ、ダウは朝方はマイナスでしたが、プラテンしてからは小幅高水準での小動きが続き、引け前に売られて$2.53安で引けました。
またナスは終日プラス圏を維持して0.04%高となりました。

・本日の日経は先週金曜日終値20,132.67よりも0.14円高い20,132.81で寄り付き直後にマイテンして20,119まで下げましたが、すぐに反転して9時半前には20,196まで上昇しました。
そこからしばらく20,190近辺で揉み合った後10時前から押し戻されて11時過ぎには20,114まで下落しました。
後場になると20,150近辺でのこう着がひたすら続いて、20,153.35(+20.68)で引けました。
また東証一部売買高は13.9憶株、東証一部売買代金は1.75兆円と超閑散商いでした。

 

 

日経先物
20,080で寄り付き、9:00から上げ出して9:15には20,160まで上昇しましたが、そこからは押し戻されて10:50には20,100まで下落しました。
その後は20,130近辺での小動きがひたすら続いて、20,120(+40)△0.20%で引けました。
現物は20,153.35(+20.68)△0.10%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
先週金曜日終値1,175.60よりも4.31ポイント高い1,179.91で寄り付き、ジリ上げとなって10:20には1,196まで上昇しました。
その後は1,193-1,200での小動きがひたすら続き、引け前に小幅上げて1,202.40(+26.80)△2.28%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・先週金曜日のドル円は欧州・NYタイムでは方向感のない111.15-35での小動きがひたすら続き、ブラード米セントルイス連銀総裁の「インフレとインフレ期待、下向きのサプライズ」「バランスシート縮小は利上げしない会合で行う可能性」「バランスシート縮小は9月開始の可能性」などの発言にも反応は薄く、111.25でNYクローズとなりました。
・東京時間111.23で始まり、111.20近辺で小動きの後9:00から上げ出して9:20には111.34まで上昇しました。
その後は111.30近辺でのこう着がひたすら続いて、111.29で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
先週金曜日終値3,157.87よりも0.87ポイント安い3,157.00で寄り付き、直後に上昇してからはプラス0.3-1.0%での上下が続いて、3,185.44(+27.57)△0.87%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    21,394.76(-2.53)
NASDAQ     6,236.69(+2.73)
・先週金曜日のNY株はFRBの年内利上げは見送られるとの見方から10年債利回りが下落して金融セクターが売られましたが、6/22に公表された大手銀行持ち株会社へのストレステストで全34社が深刻な景気後退に陥った状況でも自己資本比率の基準を満たす結果だったため持ち直し、また原油価格が下げ止まりの動きだったためエネルギーセクターも買われ、ダウは朝方はマイナスでしたが、プラテンしてからは小幅高水準での小動きが続き、引け前に売られて$2.53安で引けました。
またナスは終日プラス圏を維持して0.04%高となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足