昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年6月20日)

NY DOW    21,528.99(+144.71)
NASDAQ     6,239.01(+87.25)
CME(円建)  20,130
日経先物(夜間) 20,130

・昨日のNY株はFANGなど主力ハイテク株に買い戻しの動きが広がったことで朝方から堅調な展開となり、またダドリー米NY連銀総裁講演で年内あと1回の利上げを含めた緩やかな金融引き締め路線の継続に自信を示したことで金融セクターも買われ、ダウは$144高で史上最高値を更新、ナスは1.42%高で引けました。
・昨日のドル円は欧州時間序盤は110.90-111.20で上下していましたが、ダドリー米NY連銀総裁が「我々は金融状況をそれほど引き締めていない」と発言したことでドル買いの流れとなり米10年債利回りと共に上昇して21:20に110.98から111.28まで急伸し、その後はNY株が堅調に推移していたこともあって04:30の111.59までジリ上げが続き、111.50でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り710万株、買い800万株 差引き90万株の買い越し。
金額ベース(5社)は42億円の買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券も買い越し。
売り:その他製品、不動産、電力・ガス、通信など
買い:食品、化学、石油、機械、精密、自動車、サービスなど
売り買い交錯:電機など
との観測。