東京市場ザラバ~何度目かの20,000固め~(2017年6月19日)

 

2017年6月19日

・先週金曜日のNY株は前日に7ヵ月ぶりの安値を付けた原油先物がこの日は下げ止まる動きを見せたことでエネルギーセクターが買われてダウは$24高で引けて史上最高値を更新しました。
一方ナスは小幅ながら終日マイナス圏での弱い展開が続いて0.22%安で引けました。

・昨日(6/18)行われたフランス議会下院にあたる国民議会の選挙は、定数577議席のうち、マクロン大統領の新党「共和国前進」が308議席を獲得して単独で過半数を確保し、選挙協力している中道政党と合わせて350議席を獲得しましたが、東京時間は株・為替に大きな反応はありませんでした。

・本日の日経はダウが史上最高値を更新したことや朝方からドル円が上昇して111円台に入ったことを好感して先週金曜日終値19,943.26よりも31.04円高い19,974.30で寄り付き、すぐに上げ出して20,000円を超えて10時前には20,086まで上昇しました。
その後は20,000円台を維持し、20,045-87での小動きがひたすら続いて、20,067.75(+124.49)で引けました。

 

 

日経先物
19,920で寄り付き、19,900-950で上下した後9:05から上げ出して20,000を突破して9:45には20,050まで上昇しました。
そこからは20,000-050での小動きがひたすら続いて、20,030(+90)△0.45%で引けました。
現物は20,067.75(+124.49)△0.62%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
先週金曜日終値1,147.96よりも4.66ポイント高い1,152.62で寄り付き、直後から上げ出して10:20には1,164まで上昇しました。
その後しばらく1,160近辺での小動きが続いていましたが、後場に入るとジリ上げとなって13:50の1,170まで上昇が続き、ほぼ本日高値の1,173.13(+25.17)△2.19%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・先週金曜日のドル円は欧州時間序盤は111.10-40で上下していましたが、21:30の5月住宅着工件数・5月建設許可件数が予想を下回る結果だったことで下落してからは下げ基調が続いて23:50には110.64まで下落しました。
その後は小幅戻して110.80近辺でこう着が続いて、110.85でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は110.81で始まりしばらく110.80-90で小動きでしたが、8:40からジリ上げとなって9:40には111.13まで上昇しました。
そこからは押し戻されて110.00を挟んだ小動きが続いて、1110.01で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
先週金曜日終値3,123.17よりも1.01ポイント安い3,122.16で寄り付き、プラス0.2-0.8%での上下が終日続いて、3,144.37(+21.21)△0.68%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW    21,384.28(+24.38)
NASDAQ     6,151.76(-13.74)
・先週金曜日のNY株は前日に7ヵ月ぶりの安値を付けた原油先物がこの日は下げ止まる動きを見せたことでエネルギーセクターが買われてダウは$24高で引けて史上最高値を更新しました。
一方ナスは小幅ながら終日マイナス圏での弱い展開が続いて0.22%安で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足