昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年6月16日)

NY DOW    21,359.90(-14.66)
NASDAQ     6,165.50(-29.39)
CME(円建)  19,870
日経先物(夜間) 19,890

・昨日のNY株は朝方はハイテクセクターが売られて軟調に始まりましたが、徐々に戻して下げ幅を縮め、ダウは$14安、ナスは0.47%安で引けました。
・昨日のドル円は欧州時間序盤は109.50-80で上下していましたが、20:00のBOEで予想通り据え置きだったものの議事要旨で利上げを主張した委員が前回の1人から3人に増えたことでポンド円が急騰したことをきっかけに買い戻しや値ごろ感からの買いが継続的に入り、また6月米ニューヨーク連銀製造業景気指数、6月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数、新規失業保険申請件数など発表された指標が予想を上回ったことでジリ上げとなり20:00の109.67から02:50の110.98まで131pipsを上げ続けました。
その後は110.80-95での小動きとなって110.91でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り1,830万株、買い680万株 差引き1,150万株の売り越し。
金額ベース(5社)は97億円の売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券も売り越し。
売り:鉱業、食品、薬品、電機、銀行、不動産、通信、REITなど
買い:化学、石油、精密、その他製品、小売、空運など
売り買い交錯:サービスなど
との観測。

★本日は日銀金融政策決定会合の発表があります。