昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年6月1日)

NY DOW    21,008.65(-20.82)
NASDAQ     6,198.52(-4.67)
CME(円建)  19,670
日経先物(夜間) 19,680

・昨日のNY株はリビアの産油量回復の報道を受けて原油価格が下落したためエネルギーセクターが売られ、またJPモルガン・チェースとバンク・オブ・アメリカの幹部が会合で4-6月期のトレーディング収入が落ち込んでいると表明したため金融セクターも売られたためダウは朝方は$80近く下落し、その後もマイナス圏で推移して引けにかけて下げ幅を縮めて$20安となりました。
またナスも同様の動きとなって0.08%安で引けました。
・昨日のドル円は欧州時間序盤は110.75-95で上下していましたが、22:45に発表された5月シカゴ購買部協会景気指数が予想を下回る結果だったため米10年債利回りと共に低下して00:10には110.47まで下落しました。
00:30にシカゴPMIの結果が市場予想を上回る59.4へと訂正されると急速に戻して01:00には110.78まで上昇しましたが、そこからは再度売られて03:50には110.54まで下落し、その後は急速に戻して110.75でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り310万株、買い350万株 差引き40万株の買い越し。
金額ベース(5社)は買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り越し。
売り:建設、機械、自動車、小売、銀行など
買い:食品、精密、商社、保険、サービス、電力、通信など
売り買い交錯:化学、不動産など
との観測。