昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年5月17日)

NY DOW    20,979.75(-2.19)
NASDAQ     6,169.87(+20.20)
CME(円建)  19,855
日経先物(夜間) 19,830

・昨日のダウは朝方は堅調に始まり$50近く上昇した後、$100近く急落してマイテンしました。
その後は動きが乏しくなって前日終値近辺での小動きが続き、$2.19安で引けました。
またナスは朝方はマイナスだったもののすぐにプラテンしてからは徐々に上げ幅を広げる堅調な展開となって0.33%高となりました。
・昨日のドル円は欧州時間序盤は上昇して16:00の113.24から20:40には113.73まで上げましたが、21:30の4月住宅着工件数や4月建設許可件数が予想を下回ったため113.37まで下落し、113.50近辺で小動きとなりました。
しかしダウの下落とユーロの上昇、ロンドンフィキシングに向けて仕掛け的な売りが出て23:20の113.48から23:40には112.95まで急落しました。
その後は一旦戻して00:50に113.32まで上昇しましたが、02:40から再び売られて04:10には112.92まで下落し、113.10でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り1,070万株、買い1,390万株 差引き320万株の買い越し。
金額ベース(5社)は158億円程度の買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り買い均衡。
売り:建設、鉄鋼、陸運など
買い:食品、機械、精密、輸送用機器、商社など
売り買い交錯:薬品、電機、自動車、小売、通信など
との観測。