昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年5月16日)

NY DOW    20,981.94(+85.33)
NASDAQ     6,149.67(+28.44)
CME(円建)  19,945
日経先物(夜間) 19,970

・昨日のNY株はサウジアラビアとロシアが原油の協調減産延長を合意し、OPEC加盟国と非加盟産油国が25日の会合で減産延長が正式に決まったことで原油価格が急騰し、エネルギーセクターが買われたことや週末に世界的なサイバー攻撃があったためITセキュリティー関連が買われてダウ・ナス共に終日堅調な展開が続きダウは$85高、ナスは0.46%高となって史上最高値を更新しました。
・昨日のドル円は上下に何度も振ってくる展開となりました。
欧州時間序盤は上昇基調となり16:00の113.61から16:40に113.73まで上昇した後は逆に下落基調となって18:50には113.39まで下落しました。
その後113.40-55で小動きでしたが、21:30の5月ニューヨーク連銀製造業景気指数が予想を下回ったため113.25まで急落しました。
しかしNY株が堅調なスタートだったことからは急速に戻して23:00には113.68まで上昇し、02:00から一段高となって02:50には113.84まで上昇し、113.74でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り1,200万株、買い1,630万株 差引き430万株の買い越し。
金額ベース(5社)は120億円の買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券も買い越し。
売り:繊維、鉄鋼、機械、自動車、商社、銀行、その他金融など
買い:建設、薬品、ゴム、精密、その他製品、サービス、通信など
売り買い交錯:化学、電機、小売など
との観測。