水・木・金のNY市場と外資系注文動向(2017年5月8日)

 

  5/2(火) 5/3(水) 5/4(木) 5/5(金) 合計
DOW 20,949.89(+36.43) 20,957.90(+8.01) 20,951.47(-6.43) 21,006.94(+55.47) +93.48
NASDAQ 6,095.37(+3.76) 6,072.55(-22.82) 6,075.34(+2.79) 6,100.76(+25.42) +9.15
CME(円建) 19,460 19,595 19,565 19,705 +360
日経先物(夜間) 19,450
※CME(円建て)清算値の合計は5/1の19,345からの差を示しています。

 

・先週金曜日のNY株は雇用統計が非農業部門雇用者数・失業率共に予想を上回る好結果でしたが、週末にフランス大統領選決選投票を控えていたため大きな反応はなくダウ・ナスとも小幅安での小動きが続きました。
しかし午後になってトランプ大統領が9月末までの連邦予算案に署名して予算成立したとの報道で上昇し、ダウは$55高で$21,000台に乗せ、ナスは0.42%高で6,100ポイント台に乗せて引けました。
・先週金曜日のドル円は欧州時間はジリ上げとなって16:00の112.23から20:40には112.49まで上昇して21:30の雇用統計の時は112.39でした。
発表直後に112.39から112.71まで急伸しましたが、すぐに押し戻されて21:40には112.33まで下落しました。
その後はジリ上げとなって02:00には112.76まで上昇した後は再び押し戻されて04:50には112.44まで下落しましたが、そこからは急速に上昇して05:50には112.80を付け、112.72でNYクローズとなりました。

また昨日行われたフランス大統領選の決選投票でエマニュエル・マクロン前経済相(39)が当選を決め、反EUを掲げた右翼・国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン氏(48)は投票締め切りしてからしばらくして支持者の前に現れて敗北を認めました。
早朝の為替市場はユーロ買いになりましたが、大きな変動を伴う動きではありませんでした。

外資系5社経由の注文動向 売り1,270万株、買い1,410万株 差引き140万株の買い越し。
金額ベース(5社)は買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券も買い越し。
売り:化学、自動車、銀行、不動産、空運など
買い:輸送用機器、その他金融、サービス、陸運など
売り買い交錯:建設、食品、機械、電機、小売など
との観測。