昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年5月2日)

NY DOW    20,913.46(-27.05)
NASDAQ     6,091.60(+44.00)
CME(円建)  19,345
日経先物(夜間) 19,370

・昨日のダウは3月個人消費支出や4月ISM製造業景況指数が予想を下回る結果だtったものの下押しはせず、トランプ大統領の「大手金融機関の分割を前向きに検討している」との発言で急落する場面がありましたが、FOMCを控えて狭いレンジの動きが終日続いてダウは$27安となり、ナスは朝方のマイナスから上昇が続いて44ポイント高となり史上最高値を更新しました。
・昨日のドル円は欧州時間はジリ下げが続いて16:00の111.83から20:00には111.68まで下落し、21:30の3月個人消費支出や3月個人所得が予想を下回ったため111.61まで下落し、そこからは111.60-75での小動きとなりました。
23:00の4月ISM製造業景気指数も弱い結果だったため急落して23:20には111.42まで下落しましたが、底から反転して急速に戻して01:10には111.92まで上昇しました。
その後は111.80近辺でのこう着となって111.81でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り470万株、買い660万株 差引き190万株の買い越し。
金額ベース(5社)は50億円の買い越し。
米国系証券は売り買い均衡、欧州系証券は買い越し。
売り:ガラス、自動車、陸運、サービスなど
買い:機械、電機、その他製品、商社、不動産、通信など
売り買い交錯:小売など
との観測。