東京市場ザラバ～ミサイル発射の影響なく寄り底～（2017年5月1日）

2017年5月1日

・先週金曜日のNY株は1-3月GDPが予想を下回ったことや週末を控えていたため、ダウは終日小幅安水準での小動きが続き、ナスは前日終値を挟んだ小動きが続きました。
また4/29（土）の早朝に北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、失敗して北朝鮮の内陸部に落下しました。

・本日の日経は先週金曜日終値19,196.74よりも42.71円安い19,154.03で寄り付きましたが、直後にプラテンして19,210-240での揉み合いが続いていました。
10時半過ぎに米議会が1兆ドルの歳出法案で暫定合意して政府機関閉鎖は回避される見通しになったとの報道でドル円と共に急伸して19,292まで上昇しました。
しかしその後の伸びはなく19,260-300での小動きが続き、引け前に小幅上げてほぼ本日高値の19,310.52（+113.78）で引けました。

日経先物
19,180で寄り付き、直後から上げ出して9：00に19,230まで上昇した後は19,210-240での小動きとなりました。
しかし10：40に米議会が1兆ドルの歳出法案で暫定合意した報道でドル円と米利回りが急伸したことで日経も急伸して10：45には19,290まで上昇しました。
そこからは、19,260-300での小動きがひたすら続き、14：55に小幅上げて19,310まで上昇し、19,310（+110）△0.57％で引けました。
現物は19,310.52（+113.78）△0.59％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

マザーズ
先週金曜日終値1,030.46とほぼ変わらない1,030.12で寄り付き、終日1,028-36での上下がひたすら続いて、1,034.11（+3.65）△0.35％で引けました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

ドル円（チャートは15：30時点）
・先週金曜日のドル円は欧州時間はジリ上げとなり16：00の111.25から18：50には111.52まで上昇しました。
21：30に発表された1－3月GDP速報値は予想を下回りましたが、1－3月雇用コスト指数が好結果だったことに反応して111.40から111.70まで急伸しました。
しかしその後はジリジリ通し戻されて00：10には111.34まで下落し、111.40近辺での小動きとなって111.49でNYクローズとなりました。
・4/29（土）の早朝に北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことで東京時間7時は先週金曜日クローズの111.49から11pips下窓の111.38で始まり、直後から下げとなって8：30には111.19まで下落しました。
しかしそこから反転して上昇が続き、10：40に米議会が1兆ドルの歳出法案で暫定合意した報道で時間外の米10年物国債利回りと共に急伸して111.74まで上昇しました。
その後は111.60-75での小動きとなって、111.73で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　