昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年4月13日)

NY DOW    20,591.86(-59.44)
NASDAQ     5,836.16(-30.61)
CME(円建)  18,470
日経先物(夜間) 18,470

・昨日のNY株は米企業決算を控えて様子見ムードのなか、シリア・北朝鮮情勢への懸念から売りに押されて終日マイナス圏での動きが続き、ダウは$59安、ナスは0.52%安となりました。
またトランプ米大統領が「低金利政策が好ましい」「ドルは強過ぎる」などの見解を示しましたが、株式市場は大きな反応はしませんでした。
・昨日のドル円は欧州時間は109.50-75での上下が続き、02:30から一段上げて109.86まで上昇する場面がありましたがすぐに押し戻されて109.80近辺での小動きとなりました。
しかし04:10にウォール・ストリート・ジャーナルの報道でトランプ米大統領が「低金利政策が好ましい」「ドルは強過ぎる」などの見解を述べたことが伝わると109.70から109.19まで急落し、その後もドル売りの流れが続いて108.98ででNYクローズとなりました。
また米財務省は15日に議会へ提出期限の為替報告書で、中国を操作国に認定しない方針を認めました。

外資系5社経由の注文動向 売り890万株、買い810万株 差引き80万株の売り越し。
金額ベース(5社)は売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券は買い越し。
売り:ゴム、機械、電機、精密、銀行、陸運など
買い:食品、化学、不動産、サービス、電力・ガスなど
売り買い交錯:建設、薬品、自動車など
との観測。