昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年4月12日)

NY DOW    20,651.30(-6.72)
NASDAQ     5,866.77(-14.15)
CME(円建)  18,640
日経先物(夜間) 18,630

・昨日のNY株はトランプ米大統領が「北朝鮮は面倒を起こそうとしている」とツイッターで投稿して地政学リスクの高まりから朝方は売られてダウは一時$140超の下落となりました。
しかしトランプ大統領が規制緩和政策に取り組む姿勢を改めて示したことが伝わると買われて下げ幅を縮めてダウは$6.7安、ナスは0.24%安の小幅な下落で引けました。
・昨日のドル円は欧州時間序盤は110.50-75で上下していましたが、地政学リスクの高まりで債権が買われて米・10年債利回りが2.300%を割り込む急低下となり、ドル円も22:00から下げが続き、23:50にストップロスを巻き込んで110.11から109.56まで急落しました。 その後は109.60-90での上下が続いて、109.60でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り840万株、買い890万株 差引き50万株の買い越し。
金額ベース(5社)は4億円の買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り越し。
売り:薬品、ゴム、その他製品、その他金融など
買い:小売、電力・ガス、陸運、空運、サービス、通信など
売り買い交錯:建設、電機、銀行など
との観測。