昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年3月28日)

NY DOW    20,550.98(-45.74)
NASDAQ     5,840.37(+11.64)
CME(円建)  18,980
日経先物(夜間) 19,000

・昨日のダウはオバマケア代替法案の採決が前週末に見送られトランプ政権の政策実現性への不透明感が高まったことでアジア・欧州株が下落したことを受けて朝方にはマイナス$180近い下げ幅となりました。
しかしトランプ大統領が税制改正に着手する姿勢を強調したため徐々に買われて下げ幅を縮めて$45安で引けました。
またナスは午前中にプラテンしてからはプラス圏での堅調な動きとなり0.20%高で引けました。
・昨日のドル円は欧州序盤は16:40に110.11まで下げた後は戻して18:20に110.39まで上昇しましたが、20:00から再び下げ出して21:40には110.10まで下落しました。
しかしNYタイムに入るとNY株が戻していくのに連れてドル円も上昇基調となり05:10には110.68まで上昇して110.62でNYクローズとなりました。

★本日は3月末決算銘柄の権利付き最終売買日です。

外資系5社経由の注文動向 売り1,350万株、買い1,530万株 差引き180万株の買い越し。
金額ベース(5社)は、売り(355億円)、買い(298億円)で売り越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り越し。
売り:食品、その他製品、商社、銀行など
買い:化学、薬品、機械、サービスなど
売り買い交錯:電機、自動車など
との観測。