昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年3月16日)

NY DOW    20,950.10(+112.73)
NASDAQ     5,900.05(+43.23)
CME(円建)  19,365
日経先物(夜間) 19,370

・昨日のNY株は朝方は連日大幅下落していた原油価格が上昇したため小幅高水準での小動きが続き、FOMCでは予想通り0.25%の追加利上げで金利見通しは据え置き・年間の想定利上げ回数は3回のままだったことを好感して急速に上昇となってダウは$112高、ナスは0.74%高で引けました。
・昨日のドル円は03:00のFOMCまでは114.55-85での小動きが続き、01:30から一段下げて03:00のFOMCの時は114.54でした。
予想通り0.25%の追加利上げでしたがFF金利見通しを1.375%に据え置いたため10年債利回りと共に急落して114.54から113.66まで下落し、その後イエレンFRB議長会見で「金融政策は利上げ後も緩和的であり続ける」「年3回の利上げは緩やかなペースだと確実に言える」とのハト派的な内容の発言を受けて更に売られて04:55には113.17まで下落し、113.42でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り930万株、買い1,090万株 差引き160万株の買い越し。
金額ベース(5社)は、売り(154億円)、買い(149億円)で売り越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り買い均衡。
売り:薬品、ゴム、鉄鋼、小売、銀行、証券、REITなど
買い:化学、自動車、保険、陸運など
売り買い交錯:電機、不動産、サービスなど
との観測。