昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年3月1日)

NY DOW    20,812.24(-25.20)
NASDAQ     5,825.44(-36.46)
CME(円建)  19,180
日経先物(夜間) 19,130

・昨日のNY株はトランプ米大統領議会演説を控えて様子見ムードとなり、ダウは小幅安水準での小動きが続いて$25安で引けて過去最高値更新は12日で止まり、ナスは0.62%安で引けました。
・昨日のドル円は欧州時間は東京時間の地合いを引き継いでジリ下げが続き16:00の112.37から02:20には111.69まで下落しました。
そこからは戻して112.00近辺で小動きでしたが、ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁の「3月利上げを真剣に協議すると予想」との発言やダドリー米ニューヨーク連銀総裁の「Fairly soon(かなりすぐに)は近い将来を意味する」「利上げの主張はより説得力のあるものになっている」との発言でドル買いの流れとなり04:30の112.05から06:20には112.89まで急伸し、112.72でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り860万株、買い1,290万株 差引き430万株の買い越し。
金額ベース(5社)は、売り(121億円)、買い(146億円)で買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券も買い越し。
売り:紙パ、ガラス、金属、小売、銀行、保険、サービスなど
買い:薬品、精密、商社など
売り買い交錯:電機、自動車など
との観測。