昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年2月28日)

NY DOW    20,837.44(+15.68)
NASDAQ     5,861.90(+16.59)
CME(円建)  19,195
日経先物(夜間) 19,210

・昨日のダウは朝方は目前に控えた議会演説を警戒して売り買いが交錯して小幅にプラス・マイナスを繰り返していましたが、3月の予算教書で国防費を大幅に拡大する方針を示したことや州知事との会談でインフラ投資に関して「大きな発表をする」などと表明したことでインフラセクターなどが買われて12営業日連続の過去最高値を更新しました。
またナスも同様の動きとなりました。
・昨日のドル円は欧州時間は112.05-35での小動きが続き、22:30の1月耐久財受注発表後に112.48まで上昇しましたが、すぐに押し戻されて01:40には111.95まで下落しました。
しかし02:00から10年債利回りが急速に上昇したことでドル買いが強まり、02:00の112.01から04:20の112.83まで上げ続け、112.72でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り620万株、買い890万株 差引き270万株の買い越し。
金額ベース(5社)は、売り(127億円)、買い(194億円)で買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り越し。
売り:機械、精密、銀行、不動産、サービスなど
買い:化学、通信など
売り買い交錯:電機、自動車、小売、保険など
との観測。