昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年2月24日)

NY DOW    20,810.32(+34.72)
NASDAQ     5,835.51(-25.12)
CME(円建)  19,285
日経先物(夜間) 19,280

・昨日のNY株はムニューチン財務長官の8月までに税制改革の法案成立を目指すことや3%以上の経済成長実現についての発言でトランプ政権への期待感が高まり、一時的にマイテンする場面はあったものの小幅高水準を維持し、10日連続過去最高値を更新しました。
一方ナスダックはバイオやテクノロジーセクターが売られたことで終日軟調な展開となりました。
・昨日のドル円は欧州時間序盤は113.10-35で小動きでしたが、ムニューシン米財務長官の「長期間低金利である可能性」「ドル高には一定の問題がある」との発言からドル売りの流れが強まり、21:00から下げ出して01:00には112.54まで下落しました。
その後は112.60-80での上値の重い展開が続いて、112.65でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り1,090万株、買い1,220万株 差引き130万株の買い越し。
金額ベース(5社)は、売り(118億円)、買い(126億円)で買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り越し。
売り:化学、金属、卸売、小売、自動車、銀行など
買い:建設、電機、陸運、通信など
売り買い交錯:機械、サービスなど
との観測。