東京市場ザラバ~押して戻す~(2017年2月23日)

 

2017年2月23日

・昨日のダウは朝方は安く始まりましたが、1月中古住宅販売件数が好結果だったことやデュポンとダウ・ケミカルの合併計画をEU規制当局が承認する見通しとの報道で上昇してからは小幅高水準での堅調な動きが続き、FOMC議事要旨では多くのメンバーが経済が予想通りかそれ以上に進展すれば「かなり早期」の利上げが適切と述べていたとの内容でしたが、大きな反応はなく$32高で引けて9営業日連続の過去最高値を更新しました。
一方ナスは終日小幅安水準での小動きが続いて、0.09%安で引けました。

・本日の日経は前日終値19,379.87とほぼ変わらない19,379.92で寄り付いた後は小幅安水準の19,350近辺で小動きが続いてましたが、10時前から急速に下げ出して19,262まで下落しました。
しかしそこからはジリジリとした上げが続いて14時前には19,356まで戻して10時の急落分を取り戻しました。
その後は小幅押しましたが引けにかけては上昇して19,371.46(-8.41)で引けました。

 

 

日経先物
19,360で寄り付き、8:55に19,380まで上げた後は19,330-350での揉み合いとなりました。
しかし9:55に19,320から10:05の19,250まで急落し、そこからはジリジリと戻して11:55には19,330まで上昇しました。
その後は19,300-330での小動きが続き、14:05に19,290まで下げましたが引けにかけて戻して19,360(-30)▼0.15%で引けました。
現物は19,371.46(-8.41)▼0.04%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,033.79とほぼ変わらない1,034.11で寄り付き、寄り値近辺で小動きの後9:30から上げ出して9:55には1,039まで上昇しました。
その後は1,035-38での小動きが続いていましたが、14:30から一段高となって14:55には1,048まで上昇し、1,046.96(+13.17)△1.27%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は欧州時間に入ると米10年債利回りが低下したことやユーロがフランス大統領選などの欧州政局不安で下落したことで16:00の113.42から22:40の112.89まで下落しました。
しかし「仏中道派のバイル氏が大統領候補のマクロン氏に共闘を持ちかけた」との報道でルペンリスクの後退からユーロが急速に買い戻されたことに同調してドル円も上昇基調となって04:00の113.63まで上げ続けました。
FOMC議事要旨では「かなり早期」の利上げが適切と述べていたことが伝わりましたが、一方トランプ政権による政策の規模や影響について「大きな不確実性がある」と強調していたことが明らかになり発表直後から米10年債利回りとともに共に急落して04:10には112.94まで下落し、6:20から買い戻しが入って113.31でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると113.10-45での方向感のない上下がひたすら続いて、113.26で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,261.22よりも2.39ポイント安い3,258.83で寄り付き、終日マイナス0.2-0.8%での動きが続いて、3,251.38(-9.84)▼0.30%で引けました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  20,775.60(+32.60)
NASDAQ  5,860.63(-5.32)
・昨日のダウは朝方は安く始まりましたが、1月中古住宅販売件数が好結果だったことやデュポンとダウ・ケミカルの合併計画をEU規制当局が承認する見通しとの報道で上昇してからは小幅高水準での堅調な動きが続き、FOMC議事要旨では多くのメンバーが経済が予想通りかそれ以上に進展すれば「かなり早期」の利上げが適切と述べていたとの内容でしたが、大きな反応はなく$32高で引けて9営業日連続の過去最高値を更新しました。
一方ナスは終日小幅安水準での小動きが続いて、0.09%安で引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足