昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年2月15日)

NY DOW    20,504.41(+92.25)
NASDAQ     5,782.57(+18.62)
CME(円建)  19,475
日経先物(夜間) 19,470

・昨日のNY株はイエレンFRB議長の上院議会証言で、3月のFOMCで利上げに踏み切る可能性を示唆したことで、米10年債利回りが上昇して金融セクターを中心に買われてダウは4日連続・ナスは6日連続の過去最高値を更新しました。
・昨日のドル円は欧州時間は113.25-60での上下が続いていましたが、0時からのイエレンFRB議長議会証言で「経済が軌道を維持すればさらなる調整必要も」「引き締めを待ちすぎるのは賢明ではない」「今後数回の会合で利上げすることは適切」など利上げに積極的な内容だったことで、米10年債利回りと共に00:00に113.65から114.22まで急伸し、更に上げが続いて02:30には114.49まで上昇しました。
その後は押し戻されて04:30には114.13まで下落し、114.26でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り900万株、買い720万株 差引き180万株の売り越し。
金額ベース(5社)は、売り(115億円)、買い(118億円)で買い越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券も売り越し。
売り:建設、銀行、保険、陸運など
買い:食品、繊維、機械、商社、小売など
売り買い交錯:電機、サービス、REITなど
との観測。