昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年2月10日)

NY DOW    20,172.40(+118.06)
NASDAQ     5,715.18(+32.73)
CME(円建)  19,155
日経先物(夜間) 19,210

・昨日のNY株は米新規失業保険申請件数が好結果だったことやトランプ大統領が航空業界との会談で税制や航空インフラについて「2~3週間以内に驚くべき発表をする」との発言が伝わったことで朝方から買いが先行した後は高値圏での堅調な動きとなって、ダウ・ナス共に過去最高値を更新しました。
・昨日のドル円は欧州時間は112.10-50で上下していましたが、ブラード米セントルイス連銀総裁のドル高が経済への影響は「誇張され過ぎ」との発言をきっかけに10年債利回りと共に急伸して、23:45の112.28から00:30には113.19まで上昇し、その後もジリジリと上げて05:00には113.34まで上昇し、113.22でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り660万株、買い670万株 差引き10万株の買い越し。
金額ベース(5社)は、売り(127億円)、買い(113億円)で売り越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り越し。
売り:食品、化学、小売、保険、不動産など
買い:薬品、電機、自動車、商社、通信、REITなど
売り買い交錯:サービスなど
との観測。