昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年1月31日)

NY DOW    19,971.13(-122.65)
NASDAQ     5,613.71(-47.07)
CME(円建)  19,175
日経先物(夜間) 19,110

・昨日のNY株は週末のシリア難民の無期限受け入れ停止とイスラム圏7カ国からの一時的な入国禁止の米大統領令に対する米国内の混乱や保護主義的な政策への不安、それらによる欧州株の下落を受けて寄り後すぐに$20,000を割り込むと下げ幅を広げて一時$220安まで下落しました。
その後は$19,900を挟んだ上下が続き、引け前に急速に戻して$122安で引け、ナスは0.83%安でした。
・昨日のドル円は17:10の114.93から下げ基調となり19:50に114.51まで下落して114.70近辺での揉み合いが続いていました。
しかし欧州株や日経先物が下落したことでリスク回避の円買いの流れが強まり22:00からは速雄ペースで下げ出して02:40には113.43まで下落しました。
その後は戻りも鈍く113.55-80で上下して113.80でNYクローズとなりました。

★本日は日銀金融政策決定会合の発表があります。

外資系5社経由の注文動向 売り860万株、買い850万株 差引き10万株の売り越し。
金額ベース(5社)は、売り(135億円)、買い(100億円)で売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券は売り買い均衡。
売り:電機、サービスなど
買い:機械、保険、通信など
売り買い交錯:化学、薬品、自動車、銀行、海運など
との観測。