東京市場ザラバ~日銀決定会合てゆうかトランプリスクで327円安~(2017年1月31日)

2017年1月31日

・昨日のNY株は週末のシリア難民の無期限受け入れ停止とイスラム圏7カ国からの一時的な入国禁止の米大統領令に対する米国内の混乱や保護主義的な政策への不安、それらによる欧州株の下落を受けて寄り後すぐに$20,000を割り込むと下げ幅を広げて一時$220安まで下落しました。
その後は$19,900を挟んだ上下が続き、引け前に急速に戻して$122安で引け、ナスは0.83%安でした。

・本日の日経はNY株安とドル円の下落を受けて前日終値19,368.85よりも大幅な223.50円安の19,145.35で寄り付き、直後に19,101まで下げた後、前場は日銀金融政策決定会合を控えて下値の固い展開となり、19,130-200で上下していました。
11:56に発表された日銀決定会合の結果は現状維持でしたが、直後からドル円と共に下げ出して19,041まで下落し、その後一旦リバりましたが14時から再び売られ出して本日安値の19,041.34(-327.51)もの大幅安で引けました。

 

結果
11:56 現状維持

 

 

日経先物
19,100で寄り付き、19,080-130で揉み合った後9:15には19,160まで上昇しましたが、伸びはなく19,130近辺での小動きとなりました。
その後9:50から小幅上げて10:00に19,190まで上昇しましたが、再び押し戻されて19,130近辺での小動きとなりました。
しかし11:30から下げ出して11:50には19,040まで下落し、11:56に日銀金融政策決定会合の現状維持の発表後に一段安となって12:10には19,000まで下落しました。
その後19,020-80で揉み合って13:30から上げて13:50に19,130まで戻しましたが、そこからは再び下げとなって15:00に19,000を割り込んで18,970まで下落し、18,980(-350)▼1.81%で引けました。
現物は19,041.34(-327.51)▼1.69%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値1,001.66よりも7.62ポイント高い994.04で寄り付き、直後に991まで下落しましたが、そこからは反転してジリ上げとなって11:15には1,000まで上昇しました。
しかし後場になると日経が急速に下げてたことでマザーズ指数も下げとなり13:20には991まで下落しました。
その後は992-996での小動きが続いて、993.84(-7.82)▼0.78%で引けました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日のドル円は17:10の114.93から下げ基調となり19:50に114.51まで下落して114.70近辺での揉み合いが続いていました。
しかし欧州株や日経先物が下落したことでリスク回避の円買いの流れが強まり22:00からは速雄ペースで下げ出して02:40には113.43まで下落しました。
その後は戻りも鈍く113.55-80で上下して113.80でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると113.60-85での小動きが続いて11:56の日銀決定会合の時は113.72でした。
発表直後に113.50から113.72まで上昇しましたが、すぐに反転して12:00には113.21まで下落しました。
その後は113.35-70での揉み合いが続いて、113.46で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
春節のため1/27~2/2まで休場です。

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  19,971.13(-122.65)
NASDAQ  5,613.71(-47.07)
・昨日のNY株は週末のシリア難民の無期限受け入れ停止とイスラム圏7カ国からの一時的な入国禁止の米大統領令に対する米国内の混乱や保護主義的な政策への不安、それらによる欧州株の下落を受けて寄り後すぐに$20,000を割り込むと下げ幅を広げて一時$220安まで下落しました。
その後は$19,900を挟んだ上下が続き、引け前に急速に戻して$122安で引け、ナスは0.83%安でした。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足