先週金曜日のNY市場と外資系注文動向(2017年1月30日)

NY DOW    20,093.78(-7.13)
NASDAQ     5,660.78(+5.61)
CME(円建)  19,470
日経先物(夜間) 19,430

・昨日のNY株は10-12月GDP速報値が予想を下回ったことで利益確定売りで上値の重い展開となり、ダウは終日小幅安水準での小動きが続き、ナスは前日終値を挟んだ小動きながらも史上最高値を更新しました。
・昨日のドル円は欧州時間は114.90-115.30で上下し、22:30の10-12月GDP速報値が悪化して米10年債利回りが低下したことで114.74まで下げる場面がありましたが、すぐに戻してからは再び114.90-115.30での動きが続いて、115.08でNYクローズとなりました。
またトランプ米大統領が週末にシリア難民らの受け入れ停止の大統領令に署名したことで地政学リスクへの不安や2/10の日米首脳会談で円安・ドル高の抑制が議題に上がる懸念から円が買われて週末の115.08から34pips下窓を明けた114.74で始まりました。

外資系5社経由の注文動向 売り560万株、買い370万株 差引き190万株の売り越し。
金額ベース(5社)は、売り(102億円)、買い(95億円)で売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券は売り買い均衡。
売り:建設、小売、証券、保険など
買い:繊維、薬品、機械、その他製品、サービス、陸運など
売り買い交錯:化学など
との観測。