先週金曜日のNY市場と外資系注文動向(2017年1月16日)

NY DOW    19,885.73(-5.27)
NASDAQ     5,574.12(+26.63)
CME(円建)  19,300
日経先物(夜間) 19,250

・先週金曜日のNY株は朝方はJPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカの10-12決算が好調だったことで金融セクターを中心に買われてダウは$19,952まで上昇しましたが徐々に売り物に押されてマイナスとなり、午後は小幅安水準での小動きが続きました。
一方ナスダックは堅調な値動きが続き過去最高値を更新する0.48%高となりました。
・先週金曜日のドル円は欧州時間序盤は114.60近辺で小動きの後21:40から下げ出して22:20には114.27まで下落しました。
22:30に発表された12月小売売上高が予想を下回る結果だったことで直後に114.16まで下げましたが、米10年債利回りが急上昇したためドル円も急伸して00:00には115.44まで上昇しました。
しかしそこからは反転して下落基調となり04:40には114.32まで下落して22:30からの上昇分が行って来いとなり114.49でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り720万株、買い460万株 差引き260万株の売り越し。
金額ベース(5社)は、売り(115億円)、買い(61億円)で売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券は買い越し。
売り:電機、商社、保険など
買い:ガラス、自動車、銀行、不動産、サービスなど
売り買い交錯:機械など
との観測。