昨日のNY市場と外資系注文動向(2017年1月6日)

NY DOW    19,899.29(-42.87)
NASDAQ     5,487.94(+10.93)
CME(円建)  19,425
日経先物(夜間) 19,430

・昨日のNY株は12月ADP全国雇用者数が予想を下回り今夜の雇用統計への不安からの利益確定売りや小売大手のコールズとメーシーズの下落、米長期金利の低下で金融セクターが売られたことでダウは終日マイナス圏での推移が続き、ナスは小幅高となり過去最高値を更新しました。
・昨日のドル円は東京時間終了間際の15:50に115.56まで下落した後は反転して戻し基調となって19:50には116.78まで上昇しました。
しかし22:15に発表された12月ADP全国雇用者数が予想の+17.5を下回る+15.3万人だったことで下げとなり、また米10年債利回りが急低下して2.4%を割り込んだことでドル売りの流れも強まり、22:15の116.45から01:10には115.19まで下落しました。
その後は115.30-70で上下して115.32でNYクローズとなりました。

★トランプ新大統領がツイッターでトヨタがメキシコに工場新設を計画していることについて「トヨタは米国に工場をつくるか、国境で巨額の税を支払え」と表明したことの影響が気になるところです。

外資系5社経由の注文動向 売り910万株、買い900万株 差引き10万株の売り越し。
金額ベース(5社)は、売り(96億円)、買い(95億円)で売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券は買い越し。
売り:機械、電機、自動車、商社など
買い:食品、その他製品、保険、不動産など
売り買い交錯:なし
との観測。