先週金曜日のNY市場と外資系注文動向(2016年12月5日)

NY DOW    19,170.42(-21.51)
NASDAQ     5,255.65(+4.55)
CME(円建)  18,365
日経先物(夜間) 18,340

・先週金曜日のNY株は11月雇用統計で非農業部門雇用者数が17.8万人増と予想の18.0万人より若干悪化し、失業率は予想4.9%から4.6%へ大幅改善しましたが、週末のイタリア国民投票を控えていたことで利益確定の売りでダウは終日小幅安水準で推移し、ナスは朝方は高かったものの上げ幅を縮めて小幅高で引けました。
・先週金曜日のドル円は欧州時間は113.60-114.15で上下して22:30の雇用統計の時は113.95でした。
発表直後に113.95から113.46まで急落しましたが、すぐに切り返して22:50には114.19まで上昇しました。
しかしそこからは急速に下げて00:10には113.29まで下落し、113.50-95での上下となり、113.55でNYクローズとなりました。

 

★雇用統計後の動きは、米雇用統計発表後のNY市場の動き(2016年12月3日)の記事に詳しく書いています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

 

外資系5社経由の注文動向 売り740万株、買い1,050万株 差引き310万株の買い越し。
金額ベース(5社)は、売り(106億円)、買い(190億円)で買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券も買い越し。
売り:金属、銀行など
買い:化学、空運、通信など
売り買い交錯:機械、電気機器、不動産、サービスなど
との観測。