昨日のNY市場と外資系注文動向(2016年11月10日)

NY DOW    18,589.69(+256.95)
NASDAQ     5,251.07(+57.58)
CME(円建)  17,215
日経先物(夜間) 17,250

・昨日のダウは朝方は米・大統領選で勝利したトランプ氏への期待と不安でプラスマイナスを繰り返していましたが、トランプ氏の政策(法人減税や規制緩和、インフラ投資の拡大など)への期待から金融や製薬、資本財などのセクターを中心に物色が高まり、一時$300超の大幅上昇となって$256高で引け、ナスも+1.11%の大幅上昇となりました。
・昨日のドル円は欧州・NYタイムでは上昇が続き、16:00の102.35から17:10には103.73まで上昇し、一旦103.00-60で揉み合った後、21:40から再び上げ出し、更に欧州・NY株の上昇や米10年債利回りが一時1/15以来の2.08%台まで上昇したことでほぼ一本調子で上げ続け、05:50には105.88まで大幅上昇して東京時間に大幅下落した分を全戻しする大幅上昇して105.68でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り900万株、買い950万株 差引き50万株の買い越し。
金額ベース(5社)は、売り(145億円)、買い(133億円)で売り越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り越し。
売り:建設、化学、小売、保険、通信など
買い:薬品、電機、サービスなど
売り買い交錯:機械、自動車、銀行など
との観測。