先週金曜日のNY市場と外資系注文動向(2016年11月7日)

NY DOW    17,888.28(-42.39)
NASDAQ     5,046.37(-12.04)
CME(円建)  16,855
日経先物(夜間) 16,890

・昨日のNY株は雇用統計で非農業部門雇用者数が予想よりも低い結果でしたが大きな反応はなく、ダウは朝方は小幅マイナスでしたが切り返してプラス圏で推移していました。
しかし引けにかけて大統領選への懸念から売られて$42安で引け、7営業日続落となりました。
またナスも同様に引けにかけて売られて0.24%安で引けました。
・昨日のドル円は16:00に103.34を付けた後は102.85-103.05で小動きとなり、9:30の雇用統計の時は102.98でした。
発表直後に102.98から103.29まで急伸しましたがすぐに押し戻されて、その後は102.95-103.25での小動きが続いて、103.08でNYクローズとなりました。

★本日早朝にFBIのコミー長官がクリントン前国務長官をメール問題で訴追しない方針を確認したとの報道でドルが全面高となり、ドル円は金曜日終値の103.08から96pips上窓を明けた104.04で始まりました。

外資系5社経由の注文動向 売り970万株、買い670万株 差引き300万株の売り越し。
金額ベース(5社)は、売り(149億円)、買い(106億円)で売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券も売り越し。
売り:食品、化学、電機、銀行、通信など
買い:建設、保険など
売り買い交錯:機械、自動車、商社、サービスなど
との観測。