昨日のNY市場と外資系注文動向(2016年11月2日)

NY DOW    18,037.10(-105.32)
NASDAQ     5,153.58(-35.56)
CME(円建)  17,240
日経先物(夜間) 17,240

・昨日のNY株はワシントン・ポストとABCテレビの世論調査でトランプ氏がクリントン氏に対して1ポイントリードとの報道でトランプリスクが高まり一時ダウは$200超の下落となり、引けにかけては戻して下げ幅を縮め、ダウは$105安、ナスは0.69%の下落となりました。
・昨日のドル円は欧州時間序盤は104.80-105.10で上下し、23:00のISM製造業景況指数が予想を上回る結果でしたが小幅上昇しただけで逆に23:20から下げ出し、更にNY株が下げ幅を拡大していくにつれてリスク回避の円買いの流れとなったことで23:20の104.52から03:20の103.79まで急速に下落しました。
その後は小幅戻して104.11でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り2,270万株、買い2,230万株 差引き40万株の売り越し。
金額ベース(5社)は、売り(275億円)、買い(270億円)で売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券は買い越し。
売り:ゴム、電機、自動車、卸売、サービスなど
買い:建設、食品、薬品、機械、その他製品、ETFなど
売り買い交錯:小売、不動産など
との観測。