昨日のNY市場と外資系注文動向(2016年9月9日)

NY DOW    18,479.91(-46.23)
NASDAQ     5,259.48(-24.44)
CME(円建)  16,990
日経先物(夜間) 16,880

・昨日のNY株はECBの金融政策発表で緩和拡大を期待していた向きからの失望売りで欧州株が下落したことや発売されるiPhone7に新鮮味がないなどの理由でアップルが売られたことでダウ・ナス共に終日マイナス圏で引けまで軟調な展開が続きました。
・昨日のドル円は欧州時間は101.50-70で小動きとなり、20:45のECB政策金利と21:30のドラギECB総裁会見では大きく動かず101.50-80を上下しただけでした。
しかし米長期金利が上昇したことで00:20から急にドル買いが動意付き、ドル円は101.74から02:10の102.54まで上げ続け、その後は102.40-60での小動きとなって102.47でNYクローズとなりました。

★本日は9月限MSQです。

外資系5社経由の注文動向 売り1,950万株、買い1,130万株 差引き820万株の売り越し。
金額ベース(5社)は、売り(270億円)、買い(172億円)で売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券も売り越し。
売り:薬品、その他製品、小売など
買い:繊維、化学、鉄鋼、自動車、商社、サービス、REITなど
売り買い交錯:電機、通信など
との観測。