先週金曜日のNY市場と外資系注文動向(2016年9月5日)

NY DOW    18,491.96(+72.66)
NASDAQ     5,249.90(+22.69)
CME(円建)  17,130
日経先物(夜間) 17,120

・先週金曜日の雇用統計で非農業部門雇用者数・失業率共に予想に届かなかったため21:30の発表直後はドル売りとなりましたが、すぐに反転して逆にドル買いの流れとなり、NY株は利上げ懸念の後退から朝方は$120超の上昇となりました。
しかし9月利上げが完全に排除されたわけではなかったため伸び悩み、午後になると再び上げ出してダウは$72高・ナスは0.43%の上昇で引けました。
・先週金曜日のドル円は17:35に103.70まで上げた後はジリ下げとなって20:25には103.43まで下落し、21:25から一段下げて21:30の雇用統計の時は103.30でした。
発表直後に103.30から102.90まで急落して21:35には102.79まで下落しましたが、そこからは反転して22:00の103.78まで急速に上昇し、一旦103.43まで押し戻された後、23:00から再び上げ出して23:40の104.32まで上昇が続きました。
その後は104.20近辺で小動きでしたが、01:20から下げ出して02:00には103.83まで下落してからは103.90-104.10での小動きとなって、104.02でNYクローズとなりました。

★今夜のNY市場はレイバーデーのため休場です。

外資系5社経由の注文動向 売り1,130万株、買い460万株 差引き670万株の売り越し。
金額ベース(5社)は、売り(91億円)、買い(87億円)で売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券も売り越し。
売り:薬品、精密、小売、銀行、証券、通信など
買い:食品、化学、ゴム、電機、陸運など
売り買い交錯:サービスなど
との観測。