先週金曜日のNY市場と外資系注文動向(2016年8月8日)

NY DOW    18,543.53(+191.48)
NASDAQ     5,221.12(+54.87)
CME(円建)  16,410
日経先物(夜間) 16,430

・先週金曜日のNY株は7月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想の18.0万人増を大幅に上回る25.5万人増だったことで米景気の先行きに安心感が広がり、朝方から大幅高となって終日高値圏で堅調な展開となり、ダウは$191高・ナスは1.0%の上昇となりました。
またS&P500指数とナスダック総合指数は史上最高値を更新しました。
・先週金曜日のドル円は欧州時間は100.85-101.15で上下し、発表直前に上昇して21:30の雇用統計の時は101.28でした。
発表で好結果だったことで101.28から101.55まで27pips急伸しましたがすぐに押し戻されて21:45には101.18まで下落しました。
しかしそこからは上昇基調となって23:05の102.06まで上げ続け、その後は101.80近辺でこう着となって101.79でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り860万株、買い1,090万株 差引き230万株の買い越し。
金額ベース(5社)は、売り(126億円)、買い(157億円)で買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券も買い越し。
売り:食品、銀行、サービス、陸運、通信など
買い:化学、電機、自動車、電力、ガスなど
売り買い交錯:薬品など
との観測。