先週金曜日のNY市場と外資系注文動向(2016年7月11日)

NY DOW    18,146.74(+250.86)
NASDAQ     4,956.76(+79.95)
CME(円建)  15,340
日経先物(夜間) 15,350

・先週金曜日のNY株は6月非農業部門雇用者数が市場予想18.0万人増を大きく上回る28.7万人だったことを好感して朝方から$200超の大幅高となり、その後もジリジリと上げ幅を拡大してダウは$250高、ナスは+1.6%もの大幅上昇となりました。
・先週金曜日のドル円は欧州時間は100.40-75での上下となり、21:20に下げて21:30の雇用統計の時は100.21でした。
発表で100.21から101.25まで104pips急伸しましたが、すぐに反転して22:10には99.92まで下落しました。
しかしそこからは再び上げとなって23:00には100.88まで上昇し、その後は上値の重い展開となってジリジリと下げて04:00以降は100.45近辺でこう着となり、100.53でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り450万株、買い660万株 差引き210万株の買い越し。
金額ベース(5社)は、売り(75億円)、買い(106億円)で買い越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り買い均衡。
売り:建設、化学、サービス、陸運など
買い:食品、機械、空運など
売り買い交錯:電機、通信など
との観測。