東京市場ザラバ～堅調ながら上値の重い展開～（2016年7月1日）

2016年7月1日

・昨日のNY株は英国EU離脱ショック下げの戻り相場で3日続伸となり、前場は上昇が続き、後場は高値圏での堅調な動きでダウは$235もの大幅上昇となりました。
・本日の日経は123円の上窓を明けて寄り付いた後は15,635-765で狭いレンジでの上下が続き、15,682.48（+106.56）で引けました。

本日発表された日銀短観
08:50　日銀短観大企業製造業業況判断DI　予想：4　結果：6　（前回：6）
08:50　日銀短観大企業非製造業業況判断DI　予想：19　結果：19　（前回：22）
08:50　日銀短観大企業設備投資（前年比）　予想：+5.3%　結果：+6.2%　（前回：-0.9%）

日経先物
15,690で寄り付き、9：05に15,730まで上昇しましたがそこからは反転して9：20には15,590まで下落し、15,640-690での揉み合いとなりました。
10：25から上げ出して10：30に15,740まで上昇しましたが、再び反転して11：10には15,610まで下落しました。
その後は再度戻して12：05に15,700まで戻しましたが、上値の重い展開でジリジリと下げて14：30には15,610まで下落し、15,670（+160）△1.03％で引けとなりました。
現物は15,682.48（+106.56）△0.68％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

マザーズ
前日終値1,009.48よりも9.70ポイント高い1,019.18で寄り付き、9：20に1,014.70まで下げた後は1,020近辺でこう着となりました。
10：10からジリジリと上げて10：30に1,027.32まで上昇した後は押し戻されて1,015近辺でのこう着となり、後場になると1019-25での小動きが続き、1,027.88（+18.40）△1.82％で引けとなりました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日のドル円は欧州時間は102.45-95で上下していましたが、NYタイムに入ると大きな動きが重なりました。
23：55にロンドン・フィキシングに向けて月末絡みの売りで102.86から102.57まで29pips急落し、00：00には英・カーニーBOE総裁の「BOEは恐らく夏にかけて政策を緩和しなければならない」との発言でポンドが急落したことでドル円も下げとなって102.35まで急落しました。
そこからは102.60まですぐに戻してジリジリと上昇し、00：55には102.79まで上昇しました。
しかし00：55にECB関係者の話として「ECBは債券購入のルール緩和を検討」との報道でユーロが急落したことでドル買いの流れとなり01：50の103.24まで急ピッチで上昇し、その後も高値圏での動きが続いて03：15には103.29まで上昇し、103.24でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると6：40に103.39まで上昇した後はジリ下げが続いて9：50には102.81まで下落しました。
そこからは102.75-103.00での小動きが続いて102.84で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　