昨日のNY市場と外資系注文動向(2016年6月17日)

NY DOW    17,733.10(+92.93)
NASDAQ     4,844.92(+9.98)
CME(円建)  15,565
日経先物(夜間) 15,460

・昨日のNY株は日銀の追加金融緩和見送りや英国のEU離脱懸念で朝方から売られてダウは一時$170近い下落となりましたが、残留を訴える野党・労働党の女性議員が殺害されて残留支持派が増えるとの思惑から徐々に上昇して午後にプラスになってからは堅調な動きが続いて、ダウ・ナス共に上昇しました。
・昨日のドル円は東京時間の日銀決定会合後からの下落で16:00には103.55まで下落し、底からは戻して欧州時間序盤は104.00-50で上下していました。
その後23:30に103.74まで下落しましたが再び戻して104.20-60での動きが続いて、104.22でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り1,800万株、買い1,860万株 差引き60万株の買い越し。
金額ベース(5社)は、売り(185億円)、買い(183億円)で売り越し。
米国系証券は買い越し、欧州系証券は売り越し。
売り:自動車、サービス、陸運など
買い:その他製品、その他金融、電力、ガスなど
売り買い交錯:建設、化学、機械、電機、銀行、不動産、通信など
との観測。