先週金曜日のNY市場と外資系注文動向(2016年4月4日)

NY DOW    17,792.75(+107.66)
NASDAQ     4,914.54(+44.69)
CME(円建)  16,160
日経先物(夜間) 16,200

・先週金曜日に発表された3月雇用統計は失業率は悪化しましたが、非農業部門雇用者数・平均時給 (前月比)が予想を上回る好結果だったことで早期利上げへの懸念からダウ先物は軟調に推移し、NY市場開場後はマイナス圏での動きとなりました。
しかし23:00の3月ISM製造業景況指数も好結果だったことで米景気への安心感から買いが優勢になってプラテンしてからは堅調な値動きが続いたまま引けました。
・先週金曜日のドル円は欧州時間は17:50に112.42を付けてからはジリ下げとなって112円台を割り込み、21:30の雇用統計の時は111.93でした。
発表直後は好結果だったことで111.93から112.32まで急伸しましたが、すぐに反転して21:40には111.81まで下落しました。
その後は111.90-112.10で揉み合いとなり、23:00の3月ISM製造業景況指数も好結果だったことで急伸して23:10には112.45まで上昇し、112.30-45での揉み合いとなりました。
しかし00:20からドル売りの流れとなったことで下げ始めて01:50には111.68まで下落してISMの上昇分を打ち消し、更にジリ下げが続いて05:45には111.58まで下落して、111.60でNYクローズとなりました。

外資系5社経由の注文動向 売り1,180万株、買い850万株 差引き330万株の売り越し。
金額ベース(5社)は、売り(181億円)、買い(100億円)で売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券も売り越し。
売り:機械、精密、自動車、その他製品、銀行など
買い:非鉄、電機、商社、保険、サービス、通信など
売り買い交錯:食品、薬品、小売など
との観測。

 

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