東京市場ザラバ~中国利下げで19,000円を一時回復~(2015年10月26日)

2015年10月26日

・先週金曜日のNY株は中国人民銀行(中央銀行)が政策金利と預金基準金利の引き下げを発表したことで欧州株と共に上昇し、ナスダックは5,000ポイントを回復して2%超の大幅上昇となり、ドル円も中国人民銀行の利下げ報道で急伸して02:50には121.46まで上昇して、121.46でNYクローズとなりました。
・本日の日経は高く寄り付いた後は19,000円を挟んでの乏しい動きが続き、現物・先物共に終値で19,000円を回復できずに引けました。

10月23日の中国人民銀行発表内容 ・1年物貸出金利を0.25%引き下げ4.35%、1年物預金金利は0.25%引き下げ1.50%とする。
・銀行の預金準備率を0.50%引き下げ。
・預金金利上限を撤廃して、金利を自由化する。

日経先物
CME清算値19,140よりも60円安い19,080で寄り付き、9:30までは19,020-100での小動きが続きました。
12:50から小幅下げて19,000円を割り込んで18,950-19,000での小動きとなりました。
その後は引けにかけて再び小幅下げて15:05には18,910まで下落し、18,940(+140)△0.74%で引けとなりました。
現物は18,947.12(+121.82)△0.65%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値791.63よりも5.48ポイント高い797.11で寄り付き、798近辺で揉んだ後10:10からジリ上げとなって11:25の807.35まで上げ続けました。
その後は小幅押し戻されて802-805での小動きが引けまで続いて、803.87(+12.24)△1.55%で引けとなりました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・ドル円は欧州時間序盤は120.20-55で上下していましたが、20:15に中国人民銀行の利下げと預金準備率引き下げが伝わると、120.64まで急伸し、その後もNY株が堅調な動きだったことや米10年債利回りが大幅に上昇したことで上昇基調が続いて02:50には121.46まで上昇が続き、そこからは121.40近辺でこう着となって121.46でNYクローズとなりました。
・東京時間7時は121.44で始まり、121.40近辺でこう着の後8:40から下げ出して9:25には121.08まで下落しました。
その後は121.00-20で小動きとなって、121.09で15時となりました。

左:ドル円-10分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,412.43よりも36.22ポイント高い3,448.65で寄り付き、後場後半にマイテンする場面がありましたが、終日堅調な展開が続いて、3,429.58(+17.15)△0.50%で引けとなりました。

★本日から4日間、第18期中央委員会第5回全体会議(5中全会)が開催されます。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  17,646.70(+157.54)
NASDAQ  5,031.86(+111.81)
・先週金曜日のNY株は中国人民銀行(中央銀行)が政策金利と預金基準金利の引き下げを発表したことで欧州株と共に上昇し、ナスダックは5,000ポイントを回復して2%超の大幅上昇となりました。 となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
 

 

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