昨日のNY市場と外資系注文動向(2015年10月9日)

NY DOW    17,050.75(+138.46)
NASDAQ     4,810.79(+19.64)
CME(円建)  18,295
日経先物(夜間) 18,170

・昨日のNY株は朝方はダウ・ナス共に小幅安水準で推移していましたが、FOMC議事録が中国の景気減速や金融市場混乱のリスク、インフレの下向きリスクへの懸念も示されたことで低金利政策長期化への期待や原油先物価格の上昇を受けて上昇し始めて、引けまで堅調な展開となりました。
・ドル円は16:20にあ119.62まで下落した後は戻して119.90近辺で小動きが続いていました。 FOMC議事録発表で「多数のメンバーは今年中の利上げを予想」「見通しが明らかになるまで待つのが賢明と判断」「数人のメンバーは見通しの下振れリスクを懸念」「多くのメンバーがドル高は輸出を妨げると認識」などの見解が伝わった直後は119.67まで下げましたが、すぐに戻して03:50には120.02まで上昇し、119.91でNYクローズとなりました。

外資系6社経由の注文動向 売り1,250万株、買い800万株 差引き450万株の売り越し。
金額ベース(6社)では、売り(140億円)、買い(131億円)で売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券も売り越し。
売り:食品、化学、石油、商社、小売、サービスなど
買い:紙パ、薬品、機械、電機、精密、証券、通信など
売り買い交錯:建設、銀行、不動産など
との観測。

 

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