東京市場ザラバ~堅調~(2015年10月9日)

2015年10月9日

・昨日のNY株は朝方はダウ・ナス共に小幅安水準で推移していましたが、FOMC議事録が中国の景気減速や金融市場混乱のリスク、インフレの下向きリスクへの懸念も示されたことで低金利政策長期化への期待や原油先物価格の上昇を受けて上昇し始めて、引けまで堅調な展開となりました。
・本日の日経はNY株高を受けて高く寄り付いた後は揉み合いが続いていましたが、後場になると原油先物とダウ先物の上昇もあって上げ幅を広げて現物は高値引け、先物は高値圏での引けとなりました。

日経先物
18,200で寄り付き、18,180-270で揉み合っていましたが、10:40から上げ出して11:05には18,330まで上昇しました。
その後小幅押し戻されて18,280近辺でこう着していましたが、12:20からジリ上げとなって13:40の18,440まで上昇が続きました。 そこからは18,370-440で値幅大きく揉み合い、15:00には18,450を付けて18,420(+320)△1.77%で引けとなりました。
現物は高値引けの18,438.67(+297.50)△1.64%でした。
★10月限SQ値は18,137.50でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値796.66よりも2.28ポイント高い798.94で寄り付き、9:25にマイテンする場面がありましたが戻して796-801で上下していました。
後場になると800-803での小動きとなって、14:25からは小幅上げて高値引けとなる804.47(+7.81)△0.98%で引けとなりました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・ドル円は16:20にあ119.62まで下落した後は戻して119.90近辺で小動きが続いていました。 FOMC議事録発表で「多数のメンバーは今年中の利上げを予想」「見通しが明らかになるまで待つのが賢明と判断」「数人のメンバーは見通しの下振れリスクを懸念」「多くのメンバーがドル高は輸出を妨げると認識」などの見解が伝わった直後は119.67まで下げましたが、すぐに戻して03:50には120.02まで上昇し、119.91でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると119.85-120.05での小動きが続き、120.05で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値3,143.36よりも3.28ポイント高い3,146.64で寄り付き、終日プラス圏での堅調な動きとなって、3,183.15(+39.80)△1.27%で引けとなりました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  17,050.75(+138.46)
NASDAQ  4,810.79(+19.64)
・昨日のNY株は朝方はダウ・ナス共に小幅安水準で推移していましたが、FOMC議事録が中国の景気減速や金融市場混乱のリスク、インフレの下向きリスクへの懸念も示されたことで低金利政策長期化への期待や原油先物価格の上昇を受けて上昇し始めて、引けまで堅調な展開となりました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
 

 

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