先週金曜日のNY市場と外資系注文動向(2015年8月10日)

NY DOW  17,373.38(-46.37)
NASDAQ   5,043.54(-12.90)
CME(円建)  20,650
日経先物(夜間) 20,590


・先週金曜日のNY株は7月雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を下回りましたが、失業率や平均時給が予想にほぼ一致したことで、早期利上げへの警戒感が高まりダウは一時150ドル近く下落し、引けにかけて戻して下げ幅を縮めてダウ、ナス共に小幅安で引けました。
・ドル円は欧州時間序盤は124.65-85で小動きとなって、雇用統計発表直前に下げて21:30は124.52でした。
発表直後は非農業部門雇用者数が予想を下回ったために124.27まで下落しましたが、過去2カ月分の雇用者数が上方修正されたことですぐに反転上昇となって125.06まで79pips急伸して、しばらく124.70-125.00で揉み合っていました。
しかし23:25から下げ出して00:45には124.10まで下落し、その後は124.10-30で小動きとなって、124.22でNYクローズとなりました。

外資系6社経由の注文動向 売り1,040万株、買い960万株 差引き80万株の売り越し。
金額ベース(6社)では、売り(173億円)、買い(196億円)で買い越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券は買い越し。
売り:化学、薬品、鉄鋼など
買い:建設、電機、精密、自動車、商社、証券、不動産、倉庫、REITなど
売り買い交錯:食品、機械、銀行、サービス、通信など
との観測。

 

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