東京市場ザラバ～ギリシャ国民投票控えて閑散小動きからの～（2015年7月3日）

2015年7月3日

・昨日のNY株は6月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を下回る結果だったことで利上げ開始を急がないとの観測で朝方は買われましたが、週末のギリシャ国民投票や独立記念日の連休を控えて売られてマイナス圏での動きとなりダウ、ナス共に小幅安で引け、ドル円は欧州時間に上昇して21：25には123.69まで上昇しましたが、21：30の雇用統計発表で123.56から122.94まで62pips急落し、その後は123.00-15での小動きとなりました。
・本日の日経は今夜のNY株式市場が休場、ギリシャ国民投票を控えて小動きが続いていましたが、14時前から上昇して現物はプラスで先物はプラマイ0での引けとなりました。

昨日発表された雇用統計結果
21:30　6月非農業部門雇用者数　予想：+23.3万人　結果：+22.3万人　（前回：+28.0万人　修正値：+25.4万人）
21:30　6月失業率　予想：5.4％　結果：5.5％　（前回：5.5％）

★雇用統計の明細は、米雇用統計詳細（2015年7月2日）の記事に載せています。
（下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。）

日経先物
20,470で寄り付き、20,430-490で方向感なく小動きが続いていましたが、13：50から上げ出して14：05にプラテンして14：20には20,570まで上昇しました。
その後は20,520-560で揉み合いとなって、20,540（+-0）0.00％で引けとなりました。
現物は20,539.79（+17.29）△0.08％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

マザーズ
前日終値1,013.61とほぼ変わらない1,013.31で寄り付き、ジリ下げが続いて11：25には1,000.48まで下落し、その後は1.000-1.004での小動きが続きいていましたが、13：50からゆっくりジリジリと上げ出して14：25には1,009.28まで上昇して、1,008.85（-4.96）▼0.49％で引けとなりました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

ドル円（チャートは15:30時点）
・昨日は欧州時間は一進一退ながらも上昇して21：25には123.69まで上昇し、21：30の雇用統計の時は123.56でした。
発表で123.56から122.94まで62pips急落し、その後は123.00-15での小動きとなって123.05でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると123.00-10でのこう着が続いていましたが、9：00から下げ出して9：30には122.80まで下落しました。
そこからはジリ上げとなって14：10には123.18まで上昇し、123.09で15時となりました。

左：ドル円－10分足　右：ドル円－1時間足
　

日本国債（チャートは15：00時点）
大きな動きはありませんでした。

左：日本国債先物－5分足　右：日本国債先物－日足
　

上海総合指数
前日終値3,912.77よりも119.06ポイント低い3,793.71で寄り付き、下げ足早く下落して前場半ばには7%超の下落となり、そこからは反転上昇して、後場初めにはプラテンしました。
しかし再び反転下落して3,686.92（-225.85）▼5.77％で引けとなりました。

左：上海総合指数－1分足　右：上海総合指数－日足
　

昨日のNY株式市場
ＮＹＤＯＷ　17,730.11(-27.80)
ＮＡＳＤＡＱ　 5,009.21(-3.91)
昨日のNY株は6月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を下回る結果だったことで利上げ開始を急がないとの観測で朝方は買われましたが、週末のギリシャ国民投票や独立記念日の連休を控えて売られてマイナス圏での動きとなってダウ、ナス共に小幅安で引けとなりました。

左：DOW－日足　右：NASDAQ－日足
　