昨日のNY市場と外資系注文動向(2015年6月4日)

NY DOW  18,076.27(+64.33)
NASDAQ   5,099.23(+22.71)
CME(円建)  20,580
日経先物(夜間) 20,560

・昨日のNY株はADPが予想を上回る結果だったことや貿易統計の赤字縮小、またギリシャ債務問題でオランド仏大統領が欧州連合とギリシャとの協議が合意に達する可能性についての発言で朝方は大幅高となり、週末の雇用統計を控えていることもあって上げ幅を縮めましたが、ダウ、ナス共にプラスで引けました。
・ドル円は欧州時間は上昇基調となって19:50には124.49まで上昇し、ADPが好結果だったことで21:50には124.67まで上昇しました。
しかし22:00からユーロドルがECBドラギ総裁の「ユーロ圏の回復は軌道に乗っている」「インフレは今年初めに底入れし、今後上昇し始めるだろう」「現時点ではQEを拡大する必要はないとみている」との発言やドイツ長期金利の上昇で急騰したことでドル売りの流れとなり、ドル円は23:00には123.99まで下落しました。
その後は持ち直して02:20には124.42まで上昇し、03:00のベージュブックは材料視はされず、124.21でNYクローズとなりました。

 

外資系6社経由の注文動向 売り1,170万株、買い1,110万株 差引き60万株の売り越し。
金額ベース(6社)では、売り(203億円)、買い(180億円)で売り越し。
米国系証券は売り越し、欧州系証券は買い越し。
売り:建設、ゴム、精密、銀行、その他金融、電力など
買い:化学、ガラス、その他製品、通信など
売り買い交錯:薬品、電機、自動車、小売、サービスなど
との観測。

 

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