東京市場ザラバ~14時から上海連動で下落~(2015年6月4日)

2015年6月4日

・昨日のNY株はADPや貿易収支の好結果、またギリシャ債務問題の進展期待でダウ、ナス共に上昇し、ドル円はユーロドルの急騰でドル売りの流れから下落して返ってきました。
・本日の日経は明日に雇用統計を控えていることもあって乏しい動きが終日続いていましたが、14時から上海株が大きく下げて後場始まったことで日経とドル円が急落しました。
しかし引けにかけて戻して現物・先物共に小幅高での引けとなりました。
なお、上海株は後場急速に戻して5%超の下落からプラテンしてほぼ高値引けとなりましたw。

日経先物
20,560で寄り付き、20,510-570をフラフラと上下していましたが、14:00に上海株が大きく下落して始まったことをきっかけに急落して14:10には20,430まで下落しました。
その後14:30に20,430まで下げた後、引けにかけて上昇し、20,500(+10)△0.05%で引けとなりました。
現物は20,488.19(+14.68)△0.07%でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足
 

 

マザーズ
前日終値962.67よりも3.73ポイント高い966.40で寄り付き、 967近辺でこう着の後10:10から上げ出して10:40には972.22まで上昇しました。
そこからは968-971で小動きが続いていましたが、14;00から日経が下げたことでマザーズ指数も小幅下げて965近辺で揉み合った後、引けにかけて小幅戻して969.38(+6.71)△0.70%で引けとなりました。

左:マザーズ-5分足 右:マザーズ-日足
 

 

ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日は欧州時間は上昇基調となって19:50には124.49まで上昇し、ADPが好結果だったことで21:50には124.67まで上昇しました。
しかし22:00からユーロドルがECBドラギ総裁の「ユーロ圏の回復は軌道に乗っている」「インフレは今年初めに底入れし、今後上昇し始めるだろう」「現時点ではQEを拡大する必要はないとみている」との発言やドイツ長期金利の上昇で急騰したことでドル売りの流れとなり、ドル円は23:00には123.99まで下落しました。
その後は持ち直して02:20には124.42まで上昇し、03:00のベージュブックは材料視はされず、124.21でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると124.20-40で上下していましたが、10:30から上げ出して10:50には124.57まで上昇しました。
その後、124.55-65で小動きとなっていましたが、14:00から日経の下げに連動して急落して14:10には124.28まで下落し、14:30には124.26まで下落して124.30で15時となりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足
 

 

日本国債(チャートは15:00時点)
大きな動きはありませんでした。

左:日本国債先物-5分足 右:日本国債先物-日足
 

 

上海総合指数
前日終値4,909.98よりも2.97ポイント高い4,912.95で寄り付き、前日終値を挟んで上下していましたが、前場後半に中国の国盛証券が深セン証券取引所の新興企業向け市場「創業板(チャイネクスト)」を対象とする信用買いの受付を停止すると発表したことで下げ出して、後場開始後に急落して4,647.41まで5%超の下落となりました。
しかしそこから上げ足の大きいジリ上げが続いて後場後半にはプラテンして、ほぼ高値となる4,947.10(+37.12)△0.76%で引けとなりました。

左:上海総合指数-1分足 右:上海総合指数-日足
 

 

昨日のNY株式市場
NY DOW  18,076.27(+64.33)
NASDAQ   5,099.23(+22.71)
・昨日のNY株はADPが予想を上回る結果だったことや貿易統計の赤字縮小、またギリシャ債務問題でオランド仏大統領が欧州連合とギリシャとの協議が合意に達する可能性についての発言で朝方は大幅高となり、週末の雇用統計を控えていることもあって上げ幅を縮めましたが、ダウ、ナス共にプラスで引けました。

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足
 

 

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