2014年11月6日

昨日のNY株はダウが過去最高値更新して返ってきましたが、日経は小幅プラス圏の17,000近辺を上下していました。
これといった材料なくドル円が前場半ばに115円台に乗せて、12時からは上げ足を速めて115.51までストップを巻き込んで急伸しましたが、日経は小幅上げただけでついていきませんでした。
しかし後場に入るとドル円が高値115.51から114.05まで146pipsの急落したことで、日経も320円の大幅急落となりました。

今夜は注目のECB政策金利、ドラギ総裁会見がありますが、ドル円がおもいっきり暴れている状況なので、大きな上下の揺さぶりには警戒しておきたいところです。

日経先物
17,010で寄り付き、9：05に16,960まで下げましたがすぐに上げて16,980-17,060で上下していました。
その後ドル円が115円台に入ってきたことで12：15には17,100まで上昇しましたが、押し戻され17,050近辺で揉んでいました。
しかし、12：50に17,050から16,990まで急落してからは仕掛け的な売りも入って下げに加速がついて13：10には16,730まで320円の大急落しました。
その後、16,770-890で大きく上下し、16,820（-170）▼1.00％で引けとなりました。
現物は16,792.48（-144.84）▼0.86％でした。

左：日経先物－5分足　右：日経先物－日足
　

マザーズ
前日終値933.05よりも7.88ポイント高い940.93で寄り付き、ジリ上げとなって9：55には959.10まで上昇し、そこからは954近辺で小動きとなりました。
その後、小幅上げて960近辺での小動きとなっていましたが、後場に入ると下げ始めて、日経が急落したことでマザーズ指数も急落して13：05にはマイテンして922.47まで下落しました。
その後、933-940で上下した後引けにかけて小幅戻して、942.50（+9.45）△1.01％で引けとなりました。

左：マザーズ－5分足　右：マザーズ－日足
　

ドル円（チャートは15：30時点）
・昨日の13時からの上げが欧州時間も続いてADP発表直後の22：15には114.82まで上昇し、そこからは114.50-80で上下して114.63でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると114.60-85で上下していました。
10：25から上げ出して11：00には115.02まで上昇しましたがすぐに下げて11：15には114.69まで下落しました。
しかし11：55に114.88から115.12まで一気に急伸した後はストップロスも巻き込んで早いピッチの上げが続き、12：40には115.51まで上昇しました。
しかし12：55の115.37から急落して13：10には114.43まで下落した後も更に下げが続き、14：25には114.05まで下落して、12：40の高値115.51からは146pipsの大急落となりました。
その後小幅戻して、114.29で15時となりました。

左：ドル円－5分足　右：ドル円－1時間足
　

日本国債（チャートは15：00時点）
株式市場やドル円が大きく動いた割には債券は小幅な上下の動きでした。

左：日本国債先物－5分足　右：日本国債先物－日足
　

上海総合指数
前日終値2,419.25とほぼ変わらない2,419.62で寄り付き、前場半ばから下落しましたが、後場に入ると戻して小幅プラスの2,425.86（+6.61）△0.27％で引けとなりました。

左：上海総合指数－1分足　右：上海総合指数－日足
　

昨日のNY株式市場
ＮＹ ＤＯＷ 　17,484.53(+100.69)
ＮＡＳＤＡＱ 　 4,620.72(-2.91)
昨日のNY株はADPが好結果だったことや中間選挙が共和党が上院、下院とも過半数を占めるという結果になり、税制改革や規制緩和などが進むことへの期待からダウは高い水準での動きとなり、ダウは過去最高値を更新して引けました。ナスは前日終値近辺を上下して小幅マイナスとなりました。

左：DOW－日足　右：NASDAQ－日足