2014年10月30日
FOMCでNY株はFOMCで売られたものの引けには戻して小幅下落で返ってきましたしたが、ドル円が大幅上昇してザラバ中に109円台に入ってきたことで、日経は底固い展開となりました。
★FOMC声明の内容については、FOMC声明全文(2014年10月30日)の記事に詳しく載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)
日経先物
15,610で寄り付き、ジリジリと上げて9:35には15,670まで上昇し、そこからは15,650-670でこう着となりました。
その後、12:00からは一段上げて15,660-700で上下し、14:25には15,710まで上昇しましたが、14:55に押し戻されて15,670(+100)△0.64%で引けとなりました。
現物は15,658.20(+104.29)△0.67%でした。
マザーズ
前日終値889.04よりも2.17ポイント低い886.87で寄り付き、小幅に下げて9:20には880.39まで下落し増したが、そこからは上げ出して10:10にプラテンとなり、前日終値近辺でこう着となりました。
しかし、12:45から下げ出して14:00には868.37まで下落し、そこからは小幅戻して872.92(-16.12)▼1.81%で引けとなりました。
ドル円(チャートは15:30時点)
・昨日の欧州時間は107.95-108.15で上下してFOMCの3時は108.05でした。
発表で労働市場の改善を評価する文言が盛り込まれたことによる早期利上げ観測が高まったことでドル買いの流れとなり、3:00の108.05から3:30には108.94まで89pips上昇し、その後は108.80-95での揉み合いとなって、108.91でNYクローズとなりました。
・東京時間に入ると小幅に下がり8:30に107.74まで下落した後は、ジリ上げとなり108.95-109.10で上下していました。
14:00からは109.10近辺での小動きとなり109.09で15時となりました。
日本国債(チャートは15:00時点)
寄りから小動きとなり後場に入ると下げる場面がありましたが、引けまでには戻して15時となりました。
上海総合指数
前日終値2,373.03よりも1.14ポイント低い2,371.89で寄り付き、前場は小幅高水準で上下していましたが、後場に入ると一段上昇して高値圏で上下し、2,391.08(+18.05)△0.76%で引けとなりました。
昨日のNY株式市場
NY DOW 16,974.31(-31.44)
NASDAQ 4,549.23(-15.07)
昨日のNY株は、FOMCで予想通り量的金融緩和を終了し、また「相当の間」ゼロ金利を続けると言及したが、労働市場の改善を評価する文言が盛り込まれたことで早期利上げ観測が高まり、ダウ、ナス共に急落しましたが、引けにかけては戻して下げ幅を縮小しました。