米雇用統計発表後のNY市場の動き(2014年9月6日)

2014年9月6日

昨夜(9/5)21:30に発表された雇用統計が予想よりも大幅に悪化しましたが、早期の利上げ観測が後退したとの解釈でダウ、ナスダック共に上昇しました。
ドル円は発表直後に下落しましたが、NY株が堅調な動きだったことでジリジリと上昇して、発表時点の105.00に戻して行って来いとなりました。

今回の雇用統計は結果は悪いものでしたが、波乱無く株価は堅調に上昇してダウ、ナス共に史上最高値を狙える水準でのホバリングが継続する展開となりました。

 

結果
21:30 8月非農業部門雇用者数 予想:+23.0万人 結果:+14.2万人 (前回:+20.9万人 修正値:+21.2万人)
21:30 8月失業率 予想:6.1% 結果:6.1% (前回:6.2%)

 

★雇用統計の明細は、米雇用統計詳細(2014年9月5日)の記事に載せています。
(下線部分をクリックすると、該当記事が別ウィンドウで開きます。)

昨夜のNY株式市場
NY DOW  17,137.36(+67.78)
NASDAQ  4,582.90(+20.61)
雇用統計が予想よりも悪かったことで朝方は下落しましたが、早期利上げ懸念が薄まったことで堅調に上昇してダウ、ナス共に上昇しました。

左:DOW-5分足 右:NASDAQ-5分足

 

 

左:DOW-日足 右:NASDAQ-日足

 

 

日経先物(夜間)
ナイトは15,680で寄り付き、15,670近辺でこう着していましたが、6:35から下げ出して18:55には15,560まで下落し、その後は戻して15,630近辺で小動きとなり発表時間は15,620でした。
発表直後は15,580まで下落しましたが、すぐに反転上昇となり21:45には15,690まで上昇しました。
しかし、そこからはジリジリと売られて23:45には15,560まで下落しましたが、そこからはNY株が堅調に上昇したことで逆にジリ上げとなり2:05には15,660まで上昇し、15,650で3時となりました。
なお、CME(円建て)清算値は15,685でした。

左:日経先物-5分足 右:日経先物-日足

 

 

ドル円(チャートは6:00時点)
昨日の欧州時間は105.15-30で上下し、雇用統計発表直前に105.00まで下落して21:30の発表時間になりました。
発表で105.00から104.64まで36pips急落しましたが、すぐに105.15まで戻り、再び下げて23:15には104.68まで下落したしました。
しかし、その後はジリ上げとなり1:50には105.08まで上昇した後は105.00-10で小動きとなって105.08でNYクローズとなりました。

左:ドル円-5分足 右:ドル円-1時間足

 

 

左:ドル円-日足

 

米国10年債権利回り(チャートは7:00時点)

20時あたりから雇用統計発表まで利回りは上昇して2.487%で21:30nになりました。 発表で2.487%から2.403%まで急落しましたが、NY株が堅調な動きだったことで利回りはジリジリと上昇して2.460近辺で小動きとなり2.459%でNYクローズとなりました。

左:米国10年債権利回り-15分足 右:米国10年債権利回り-日足

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


sixteen − 11 =